どうも、ゴンざれすです。
東京通信大学に入学した理由を聞かれたら真っ先に「大卒」と答えます。
29歳になり「今更大卒取ってどうするの?」なんて言われたりもしましたが、所詮ノイズ(=雑音)です。
そんなの、どうもしませんよ!(笑)
それで腹が満たされるわけでもない、釘が打てるわけでもない、足が速くなるわけでもない、学んだことを生かせる仕事に就くかもわからない、そもそも卒業できるかもわからない。
でも、でも、良いんです。
期日に追われながら講義を受け、文句言いながらテストを受け、カメラを忘れて鼻をほじる。
この経験は誰も知らないところで少しづつ確かに積み重なってゆきます。
自分も気づかぬ間に、太るとは違う意味で分厚くなってゆくのです。
・・・なんて字数稼ぎはこの辺にして!
みんな「大卒」だけに目がいきがちですが、とんでもない勘違いです。
特に会社員や主婦の方は入学した時点でかなり少数派なわけですよ。
少数派というだけで価値、メリットがあります。
メリットをいくつか挙げてみたのでぜひ一読ください。
メリット1.学割が使える
そうなんです。学生ですから。
40歳で入学しても60歳で入学しても、入学したら学生証が発行され、立派な学生になるわけですから学割が使えます。
私は脱毛で学割使って5万くらい安くしてもらいました。
しかし、世の中には年齢制限のある学割も存在します。
10代限定、25歳までの学生限定などの制限がある場合、29歳の私が学生証を自慢げにニヤニヤしながら出すと大恥をかきます。妻に笑われ、店員さんにはフリーターヒモ男だと勘違いされ、心なしか妻にしか金額の説明をしなくなるという事態に陥ります。
メリット2.新しいコミュニティができる
めちゃくちゃ大事です。私は1番のメリットだと思ってます。
Twitterで情報共有したりモチベーションUPの為にTOU生と繋がりを持ちましたが、良きです。
同じ大学という接点以外、顔も名前も知らなけりゃどこにいるのかも知らない。でも幅広い世代全員が同じ目標を掲げて身を削って頑張っているという関係性が他にはないんですよ。
オンラインゲームが近い気がしますが、私はゲームをやらないので、TOU生同士の距離感がすごく好きです。
仕事ばかりしていると仕事での出来事が全てになり、些細な仕事の悩みでうじうじしたり「仕事のコミュニティ」が息苦しくなります。
そこへ大学という新たなコミュニティに入ると、当然忙しくなりますが、幸いなことに仕事の悩みを忘れる時間が生まれます。
同様に大学で悩んだとしても、仕事中はどうしても業務に集中するので切り替えなくてはなりません。
結果として悩みが増えて大変そうに見えますが、これで良いんです。どうせ人間なんてずーーーっと悩む生き物なんですよ。大きな悩みが無くなると小さな悩みを大きくするんですよ。
たくさんの悩みを持つことでどうでもよい悩みは無視できるようになり、悩みの分別ができるようになります。
以前は仕事で怒られたら夜もクヨクヨして、明日が憂鬱でした。これは仕事しかしていないからです。
ですが今はどうでしょう?
仮に仕事で怒られたとしても、夜には大学のテストを受けなくちゃいけない。そう、必然的に「クヨクヨなんかしてられない」んですよ
また別の日に仕事で怒られたとしても、その晩に授業のプログラミングが上手くいったらスッキリ寝れるんですよ。
大学は自分の居場所を作るのがいかに大切かを教えてくれました。
メリット3.転職に有利
え、卒業してないからまだ高卒でしょ?なんで有利なの?
そう思いましたか?
これは会社員である私の実体験ですが、在学中でも超強力な武器になるんです。
2年生になりたての時に転職活動をして実感したメリットがコチラ↓
- 「会社員でも単位が取れる大学」をそもそも知らない人が多いので興味を持たれる
- 向上心があり意識高い。やる気があると判断してもらえる
- 仕事と勉強の両立ができて自己管理能力が高いと判断してもらえる
- 高校卒業から働いていて社会人経験が豊富と判断してもらえる
こちらからは何もアピールしなくても、履歴書には書きますから絶対興味持たれます。
大事なのは給与体系が大卒扱いか高卒扱いか、ここはしっかり交渉しましょう。
両立できてるのか聞かれるので、1年間単位を落としてない実績があれば十分武器になります。
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詳細はまた後日。
結論:入学した時点で周囲と差がついている
大卒がゴールだとしても、入学した時点でスタートを切っているわけです。
スタートから1歩でも進んでいればそれは「成長」ですし、1歩でも十分評価されます。
私自身もこんなに評価してもらえると思っていなかったのでありがたい限りです。
なんなら奨学金で大学行かなくて良かったとすら思うほどです。
ここまで語っておいて2学期の単位、落ちてなければ良いのですが・・・(笑)